坂本龍馬

坂本龍馬

坂本龍馬は、日本で最も有名なADHD症状を持つ偉人と言え、精神医学会では、
ADHDの偉人といえば坂本龍馬」とも言われるくらい有名です。

その幼少時代は、現代の視点から見て、明らかに発達障害の兆候があったように思えます。

10歳過ぎてもお漏らしをしていて、食べ物の食べ方も雑で、いつもボロボロこぼしながら食べていた
といいます。

学校の勉強も全くできなかったそうです。

このように、頭が悪く、生活もだらしないような龍馬は、いつも姉・乙女に守られていました。

全くいいところがないような弟を友達の前で常にかばってきたのは、ほかならぬ姉だったのです。

母親は病弱で、12歳の時には亡くなっていました。

そんな龍馬は、自尊心が下がることなく、前向きに人生を開拓し、常に先進的な考え方をする傾向が
あったお陰で、それが後に幕末の日本を変える大きな役割を担うまでになったのです。

龍馬もまた、姉という理解者に恵まれたことで、過剰なコンプレックスを抱えずに成長できた、
いい例であるように思います。

そして、時代背景も大きかったのではないでしょうか。

彼のような合理性を持つ考え方の人が、当時はまだ少なかったのだと思います。

その考えが、周りには斬新かつ合理的に見え、人々を魅了する力を持っていたことで、注意欠陥や
多動性の欠点を上回る評価を得たのだと思います。

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