子供のADHDの食事療法
現代人の食事は、食べたいものを食べるという贅沢なスタイルに変わりました。
しかし、そのことで栄養バランスが崩れ、ADHDにも深刻な影響を与えていることは否めません。
西洋人の食生活も取り入れて、確かに私たちの体格は良くなったのかもしれませんが、一方で、
糖分の摂りすぎ、添加物依存などの問題があり、これらがまさにADHD症状を強めています。
砂糖は、ビタミン・ミネラルの消費活動に利用されてしまいます。
そして、ビタミン・ミネラルが欠如すると、怒りっぽくなり、感情的になります。
ADHD症状を助長するような働きをするのです。
添加物もまた、脳の情報伝達物質の流れを阻害するような傾向を持っています。
ただでさえ脳内のアンバランスが生じていますから、添加物の過剰摂取もまた、更なる脳トラブルを招き、
ADHDに悪影響を及ぼします。
ですから、ADHD患者の基本的な食事療法は、砂糖と添加物を摂らない、ということです。
そして、栄養バランスの取れた内容に変え、無理にでも1日30品目摂れるような工夫をしていだけたら
いいと思います。
人はお酒を摂取すれば気持ちが大きくなるように、食べ物の質によって、情緒が大きく左右されることもあり、
食事とは、決して身体上の健康のみに関係するのではないのです。
できるだけあっさりとした、和食を中心にした食生活を心がけてみてください。
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