認知行動療法
「認知行動療法」というと、少し堅苦しいイメージですが、簡単に言うと、「自分の状況を理解し、
行動と生活を改善する」ことです。
自分が何で苦しんでいるのか、どうしたいのかを、専門医と話し合い、自分の状況をより正確に
把握するところから始まります。
スポーツの試合に例えると、専門医は「コーチ」といったところです。
コーチは、選手であるあなたと話し合い、必要とあらば助言を施します。
その助言を参考にしながら、自分の行動パターンを変えていくためのプログラムを実践していきます。
専門医、若しくはあなたを支えてくれる家族は、単にアドバイスをするだけでなく、「コーチング」を
してくれる存在でなくてはなりません。
つまり、自分が生活の中で変えようとしていること、実践していることの方向性が合っているかどうかを
見ていてくれる人が必要ということです。
勿論、実践したことの中で、思うような成果が得られないこともあるでしょう。
その時は、何故失敗をしたのかを一人で考えるのではなく、客観的に見ていてくれるコーチと話し合って、
次回の新たなる挑戦に備えるほうが、確実です。
一つのプログラムの中では、迷いが生じた時、自分がやっていることに疑いを持ち始めた時には、
何度作戦タイムを取っても大丈夫です。
慎重に、時間をかけて、行動を改めるプログラムを実践していくといいでしょう。
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