エジソン

トーマス・アルヴァ・エジソン

エジソン(トーマス・アルヴァ・エジソン)は、世界が誇る偉大な発明家でありながら、典型的な
ADHD患者の症状を持ち合わせた人物でもありました。

小学校に入ってすぐに、教師とうまくいかなくなり、学校を退学させられます。

教師からは「お前の頭は腐っている」とまで言われたのです。

そして、父親からも見放されました。

しかし、母親だけは別でした。

幼いエジソンの無限の可能性を信じ、好奇心の赴くままに探求することを全面的に応援することに
したのです。

こうして、エジソンは、寛大な母のもとで、自分のやりたいように研究をしていき、ADHDで咎められた
コンプレックスを吹き飛ばしました。


発明家になってからも、一つのプロジェクトでつまづくと、もう次のことにチャレンジするという
有り様でした。

一つのことを最後まで成し遂げられない、現代でいうADHDの典型的症状が、ここでも見られます。

しかし、彼の創造性は尽きることなく、あるがままの自分に従った結果、生涯で1300もの発明をしたのです。

エジソンの場合は、母親という最大の理解者に恵まれたことで、ADHDで悲観的になることなく、
その好奇心旺盛な精神を糧として、精力的な活動を行い続けることができました。

理解者の援護に恵まれることで、ADHD症状があっても成功できるということを、身をもって証明して
くれたと思います。

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