症状1 注意欠陥

症状1 注意欠陥

注意欠陥優勢型の子供は、授業中に先生の話を全く聞いていなく、窓の外ばかり見ているとか、
空想にふけっていたり、まさに「心ここにあらず」状態になります。

一つのことに対して注意力を長引かせることができず、集中力に欠けるので、例えば図工の時間に、
ほかの子と同じ工作をやらせても、段取りが悪いなどの問題が生じます。

言われたことも聞いているようで聞いていないので、結局守れません。

決して反抗的なのではなく、先生の言葉に注意力を向けることができないのです。

しかし、友達が、注意力散漫で忘れ物やミスが多いADHDの子をからかうなどの問題が生じる可能性が
あります。

子供はあまりにバカにされると、簡単に自尊心を傷つけられるので、先生方の適切なフォローも
必要になります。

子供にとって、家で過ごす以外では、学校生活が全てです。

その学校生活の中で、教室に居づらい雰囲気が出来上がってしまったら、子供がかわいそうです。

ADHDの子だけを特別待遇にしてえこひいきをしてもいけないのですが、叱責もほどほどにして
いただきたいものです。

万が一、先生に怒られることがあまりに多く、また友達ともうまくいかなくなる場合は、
不登校になる可能性も浮上します。

ここでは先生方に援軍になっていただき、席の位置を変えたり、できるだけ集中できるような
環境を作ってあげることも必要
です。

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