アインシュタイン

アインシュタイン

笑顔で舌を出したユニークな写真を残した、天才物理学者のロバート・アインシュタインは、
典型的なADHD症状を持ち合わせていたことでも知られています。

ADHDのほかに、学習障害があり、5歳までろくに話すこともできず、また晩年まで読み書きと数字を
覚えることは苦手であったということです。

そのほかにも、部屋の片づけができない、無頓着で雑巾で顔を拭いたり、洗濯用洗剤で顔を洗ったり、
現代の医学からすると、実にADHD症状のオンパレードで、びっくりしてしまいます。

大学受験も受からず、辛うじて入学したスイスの大学でも、教授とうまく行かないなどの問題があり、
すぐに学者としての才能を開花させたわけではありませんでした。

そんなアインシュタインには、コンプレックスや自尊心の低下はなかったのだろうか?という疑問も
湧いてきますが、実際には、キレやすく、癇癪を起しやすかったという記録も残っています。

しかし、孤独に打ちひしがれて終わるに留まらず、父親が最大の理解者になってくれたことで、
様々な試練を乗り越えてきたものと思われます。

様々な職を転々としつつも、持ち前の好奇心旺盛さを失わなかったので、職業の傍らで相対性理論や
光量子仮説の論文に取り組み、学者への転身に成功
したのです。

学問への過剰なまでの探求心がコンプレックスを上回ったことと、父親の理解のもとで、偉業を
成し遂げることができたのだと思います。

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