フランクリン式プログラム
歴代アメリカ大統領である、ベンジャミン・フランクリン。
彼は、歴史上の人物の中で、最も有名なADHD患者の一人でもあります。
小学校では落ち着きがなく、先生を困らせていたタイプのフランクリンでしたが、自分の欠点を
真摯に受け止め、その欠点を克服すべく独自のトレーニングを考案し、それを成し遂げたことで、
数々の成功を手にすることになりました。
それが、別紙「フランクリンの13徳(PDFファイル)」です。
フランクリンは、自分の欠点を悲観的に見るだけではなく、それを克服の対象にし、目標達成の
糧としました。
彼はこの13項目を、一度に全部やろうとしても実現しないので、2週間で1項目を取り組み、
それが達成できたら、次に進むという堅実な方法を取りました。
そうすると、26週で全項目が終わってしまうわけですが、彼は全てを成し遂げた後、もう一度
1からやり直し、それを2年間継続させたのです。
その内容を見てみると、彼がいかに典型的なADHDであったかがわかると同時に、私たちが
抱え込みやすい問題点を浮き彫りにし、非常にコンパクトにまとまった、素晴らしい
トレーニング方法であることがわかります。
ADHDという診断名のない時代にこのようなプログラムを作ったとは、本当に素晴らしいことだと
思います。
皆さんも、フランクリン方式で、ADHD克服にトライしてみてはいかがでしょうか?
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