子供のADHDの心理療法
お薬だけでADHDを完全に克服できないので、その薬効中に、心理療法を行うのが一般的です。
心理療法の中には、行動療法、認知療法、コーチングが含まれます。
この心理療法を行うには、プロの力が必要で、カウンセラーや心理士と共に、具体的な治療・訓練プランを
考えていきます。
まず、もしADHDで困っている場合、具体的に何がどのようであるから困っているのかを列挙していきます。
できるだけ多く、直面している問題を列挙したほうが、プラン作りの参考資料が増えていいと思います。
資料作成が済んだところで、プラン構築をしていきます。
これには、人それぞれのプランが適用され、決してみんなが同じプログラムをやるわけではありません。
患者によって、その克服対象が全く異なるからです。
基本的に、心理療法にマニュアルは存在しない、といっていいでしょう。
そして、主治医と話し合った内容の訓練を開始していきます。
訓練の際には、主治医と約束したことがきちんと守られているか、方向性は間違っていないか、などを
チェックする人が必要になります。
その人(主に母親)がコーチングをして、決められたことを守らせるように施すことが必要です。
それぞれの癖や悪い傾向を矯正するには、患者本人もコーチも長期間見通さなくてはいけないので
大変ではありますが、一番確実な方法なので、克服を信じて頑張っていただきたいと思います。
スポンサードリンク