アスペルガー症候群
アスペルガー症候群は、ADHD・学習障害と並ぶ、三大発達障害のひとつです。
発達障害なので、知的障害を伴わず、アスペルガー症候群の中には、高知能の人も沢山います。
また、アスペルガー症候群は、自閉症の一つともされています。
その症状とは、ADHDに似た症状を持ちながら、自閉症に近い症状を持ち合わせているものです。
つまり、コミュニケーションの場所から、孤立してしまう状態に陥りやすいということです。
また、こだわりが強すぎるために柔軟性に乏しく、自分の作ったルール以外の方法で物事を
進めることに、強烈な違和感を感じます。
ですから、やはり他人との協調性に乏しく、孤立していくことになります。
アスペルガー症候群もまた、子供の病気と考えられてきました。
しかし、大人だと、自閉症的な部分は克服していたとしても、強いこだわりや、独特の話し方と
いったものは残っているようです。
コミュニケーション手段が人と違い、人をじっと見つめたり、他人には理解し難い言動をしたり、
といった感じで、周りの人間は遠ざかっていくことが多くなります。
また、結婚して家庭を持つようになっても、洗濯物の畳み方、料理や入浴といった細かい部分にまで
自分のルールがあるので、パートナーは困ってしまうことになるでしょう。
環境の変化に応じて自分も変化を遂げていくことがうまくいかないと、ADHDと合併することがあります。
スポンサードリンク