ADHD患者は増えている
ADHDの原因は、まだ完全に明らかにされていませんが、少なくとも、ADHD患者は年々増え続けて
いるのは事実のようです。
そして、何故増加傾向にあるのか、その原因にも様々な説があります。
ADHDは環境に左右されることもあるので、時代と共に迫られる生活様式の変化も原因の一つとして
考えられますし、環境破壊・汚染などの問題も、脳のバランスを崩す要因の一つではないかと
言われています。
そして、女性が気をつけなくてはならないのは、妊娠中の喫煙とアルコール摂取です。
煙草とアルコールは、脳の前頭葉発達の大きな障害になると言われています。
前頭葉は、体に適切な動きをするよう指令を出し、情報伝達物質の調節をしている大切な場所なので、
そこにダメージが加わればADHDを先天的に持つ子供が生まれます。
特に現代では、喫煙する女性、アルコール摂取量の多い女性が増えてきているので、ADHDを有する
子供が生まれやすくなっています。
統計上では、ニコチンとアルコールを摂取している女性から生まれくる子供がADHDである確率は、
これらを摂取していない女性の子供の2倍にもなっているそうです。
環境や生活が変わることは、やむを得ないと思います。
しかし、嗜好品の摂取量は、自分たちでコントロールするしかありません。
そのような原因で子供に苦労をかけるようなことだけは避けたいものです。
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